7月になり、ホワイトアルバムD面に突入。

レヴォリューションは、ホワイトアルバムに1と9、他にシングルバージョンがあります。9はさておきまして、僕はシングルバージョンの方を先に米国編集アルバムのHey Jude(後期を中心としたシングル集。曲目リストはパストマスターズVol.2に類似)で聴いていたため、どちらかというとシングルバージョンの方が好きです。

ホワイトアルバムのバージョンは意識的に気怠い感じでやっている風ですね。

曲調はキーAのロックンロールをスローでやっているのですが、エレキギターのアクセントのセンスが非常にカッコよいですし、ブルースのテイストもふんだんに入っていて、勉強になります。

あと、非常に自然なのですっと通り過ぎてしまいますが、2拍の小節が入っていて、プチ変拍子ってのも特徴的といえば特徴。

サビでDコードでもアクセントのギターはAコードでごり押しします。
ブラスもAメロの部分はずっとAの音でシュビドゥバ～ッパ～ですよ。

僕は昔、シングルバージョンでコピーしてしまったため、キーは半音高いB♭で弾いていたのですが、本来Aなんですね。

ん、何が違うかって? ギターならほとんど影響ないと思います?

サビの最後、Eでの特徴的なリフがありますね。
Eの場合は6弦の開放弦を使うため、それ以外は6弦-5弦の5-7-9フレットと、ポジションが離れていても押さえられるんですが、Fの場合だと、6弦の1フレットを使うことになるため、他の音は5-4弦の1-3-5フレットを使うことになり、指運びがちょっと難しくなるんです。

ちなみに曲の最後の方のリフが変拍子みたいになっているのは、ビートルズのエンジニアがテープをつなぎ合わせる際に間違ったのがカッコよく聴こえたのでジョンがそのまま採用したって話・・・は有名ですね。

さて、今回、こうしてブラス付きでやってみたわけですが、ブラスの存在感は大きいですね。ブラスが入るとRevolution1をやっている雰囲気になります。

僕もこういう曲をブラス入りでライブでやってみたかった。