今期Steely Dan 4曲目。アルバムKaty Liedより。

アルバムのオープニング曲。

最近はBlack Fridayといえば、11月の特売日のイメージですが、この曲はそうじゃなくって株価暴落の話なのかな?

曲調は、ジミヘンコードの上でひたすら泥臭いギターを弾きまくるサウンドになっています。が、サビのコード展開のすごさでスティーリー・ダンらしさが出て、引き締まってるのはさすが。

左右に流れているクラヴィですが、2小節パターンが1小節ずれて演奏されていて、ワンコード部分ながら単調にならないようになってます。でもまぁ、機械的ではあるので、そこの打ち込みは楽でした。

人間臭い部分を一手に担っているのはギターです。だれが弾いてるんだろう、と調べてみると、英語版のWikipediaに拠れば、ウォルター・ベッカーだそうです。

一音一音がホントにブルージーなプレイで、上がるべきところはもれなくクォーターチョーキングしてるんですよね。

なお今回、ギター、自分としては、割といい音で録れたなぁと思うのですが、実は弦を5年も張り替えていないBurnyのSGです。オクターブチューニングも狂いまくっているので、弾くポジションごとにチューニングをし直してつなぎ録りしているのですが、泥臭い感じが意外とよかった。ピックアップは50年前のギブソン製なので、捨てたもんじゃないな。