The Dark Side of the Moonやり直し2曲目。

Timeは僕の初期の宅録作品の中ではアクセス数が多く(といってもGuitar Backing Track版のほうですが)、やり直して前バージョンより良いものができるのか未知数でしたが、とりあえずやってみました。

2014年3月時点で、僕はまともなギターを持っておらず、借り物のストラトもどき。どうやってもオクターブチューニングが合わないやつ。また、ストラトらしいシャリーンという音は出ず、ジャリーンという音しか出ないやつでした。

そのあたりはさすがに今回改善されるだろうと思ったのですが、この曲、意外とジャリーンな音が合っていたようで、9年前バージョンも意外と良かったりします。

9年間で進歩したのは、楽器のスキルというよりは、後追いのリズム、ピッチなどの修正、ミキシングの腕なので、そのあたりを頑張ります。サイドギターは弾き方が荒かったのでさすがに弾きなおし、音色もKemperで作り直しましたが、肝心のギターソロは昔のヤツを使い、細かなタイミング修正にとどめました。音色もKemperではなく、Cubase付属のVST Amp Rackのままです。結構いけてます。

その他見直したのは、オルガンの音色、エレピの打ち込み忘れの補完。

聴き比べて一番はっきりわかる違いは、後半に一瞬だけある女声ソロボーカルです。いつも簡易的に使ってるHALion Sonic SEだと、ボーカル特有の微妙なピッチの遷移が出ないのですが、そこをVOCALOID6にすると、あら、とっても魅力的じゃぁありませんか。

このあたりのテクノロジーの進化、9年も経つとさすがに違いますな。