今期Genesis 3回目。

前回から1週間ぶりの更新です。それもそのはず、たっぷり2曲ぶんです。

一応曲のクレジット的にも2曲のメドレーなんですが、タイトルからもわかるように、必ず合わせて演奏されます。1曲目は普通に軽快な曲。2曲目はそのメロディを発展させたインストで、めっちゃプログレです。

ジェネシスはInvisible Touchに至るまで、ポップにはなっても必ず1曲はガチなプログレを入れています。この2曲通して11分ほどあります。

で、ですね・・・この2曲もキーがEmなんですよ。ということはアルバムA面がすべてEmの曲というコトになります。これ何か狙ってるのか?

プログレな2曲目について語りましょう。

途中変拍子的な部分はあるのですが、テンポはほぼ変わりません。

ちょっと気づいたのは、ドラム。スネアとタムが同時に叩かれていて、これ、1テイクでは叩けないのではないかと思います。最初からチェスター・トンプソンとのドラムデュオが前提となっていると思います。

例によってキーボードが縦横無尽に活躍する曲です。キーボードとギターが分厚いパワーコードで攻める部分は、シンセの重低音も聴かれます。ベースに合わせてシンセで弾いているのかな? ライブではどうなんだろう?

シンセはみんな同じような音色に聴こえてしまいますが、ストリングス系やらブラス系やら結構多彩に使い分けていることに気づきます。

ギターも非常に頭脳的なプレイで、シンセのメロディのバッキングはカッコいいです。終盤にキーボードが控えめになる部分があるんですが、そこで見せるギターワークは非常にユニークで、ちょっとハケット時代のIn That Quiet Earthを意識してるようにも見受けられますが、でもまぁ、やはりラザフォードさんならではですね。