久しぶりにPaul McCartneyを。

Queenが凝りまくってるサウンドだったので、今度は何かリラックスできるものをと思い、Band on the Runから何曲かやってみることにしました。

Jetだけは既に2015年10月にやってます。

あれっ? と思ってPC内を漁っていたら、なんと同じ時期にBand On The Runを半分ほど打ち込んでいて、未完成のまま。

思い返してみるに、きっと生ギターがちゃんと録れないからJetだけやったのだと思います。なので、今回再度取り組みます。

良く知られた曲なので、改まった解説はしませんが、今回の宅録メモなど。

Part.1はギラついた音のエレキと生音丸出しのシンセが耳に付きますが、そのバックを支えるエレピ、サブのシンセが光ります。これが暴力的なエレキの音を包み込んで良い感じにしてます。

あと、エレキをかき鳴らした後のアーミングによるビブラート、これが無いと雰囲気が出ませんね。

Part.2、左右のギターが同じようでちょっと違います。このコンビネーションが絶妙。歌が入ってからの、バックのギターがやはり印象に残ります。

そしてPart.3への場面転換。オーケストラらしき音をここだけ贅沢に使ってます。全体的に言える話なんですが、ほんのわずかしか使ってない音が結構ありますね。エレピ、Part1から2へ転換する時の深くリバーブのかかったスライドギターっぽい音。

Part3は後半を占める曲の本体という感じ。しばらくは生ギターとドラム・ベースのみで進みます。ポールの歌とベースをじっくりお楽しみくださいという感じかな。

でもこれでずっと押し切れないのでスライドギターが出てきます。弾いてるのはデニー・レイン。この人目立たないけど、色々そつなくこなしますね。冒頭リラックスしてやれる曲って書いたけど、正直このスライドの音程キープは僕はとても苦労しました。

1つ目の音を出してからほぼ切れ目なく2つ目の音に移動するのがとても難しいのです。違う弦にすると、1つ目の音を2つ目と被らないように切るのが難しく、同じ弦でやるとその後の音程が不安定になりやすい。どっちでやってるのかな。