今期Queen 4回目。何曲かあるボードビル調の曲の1つ
YouTubeでQueen Vaudeville で検索して漁ると、なんかプレイリストが見つかります。この曲もその中に入っていたので、まぁそういう事なんでしょう。
なんとなくボードビル調っていう雰囲気は知っているけど、実はよく知らないボードビル。要するに、ホワイトアルバムのハニーパイみたいな曲でしょ。
分かったような分からんような。
この曲のキーワードがもう1つあります。Leroy Brownという固有名詞。
「リロイ・ブラウンは悪い奴」っていうフレーズ、なんか知らないけど知ってるんだよね。どこで聞いているのか??
そっちを調べると、”Bad, Bad” Leroy Brownっていうのが元ネタで、シンガーソングライターのジム・クロウチが架空のギャングを歌った曲(1973年)。で、このLeroy Brownをリングネームにして活躍していたプロレスラーもいたのだとか。
ジム・クロウチは飛行機事故で1973年に死んでしまいます。アルバムSheer Heart Attackは1974年なので、ジム・クロウチへの追悼ともとれそうですね。
この曲、2分ちょっとしかないのですが、やたらテンポが速い。そして重厚なコーラスワークが主体です。カラオケと称しながら、ソロパート以外のほとんどをボーカロイドに歌わせてしまいましたが、仕方ないもんね。
Queenにとって、コーラスというのは歌じゃなくて楽器の一部なんですよ。
とっても短い曲なのに、とっても時間がかかってしまいました。音を採るのが難しいという訳ではないです。これはひとえにボーカロイドエディターの操作性の悪さに拠るもの。なんとかしてほしいものです。
こんなの、ライブでは絶対やっていないだろうと思いきや、やってる映像がありますねぇ。だけど、ほとんど歌ってない。速すぎて、演奏するだけで精一杯なんだと思います。それでも演るんだから、相当好きだったのかな、こういうの。