SMAP 5曲目。1998年のヒット曲。

この曲も教科書に載ってる曲だそうです。一般にスガシカオさんの出世作として知られていますが、スガシカオさんは作詞のみで作曲は川村結花という人です。

アコースティックギターで始まりますが、全編アンプラグドサウンドという訳ではなく、ドラム、ベースありエレピあり。ストリングス、ワウの効いたエレキギター、シンセ、シタールっぽい音、そしてハープ。

これらが混然一体となった絶妙なバランスで迫ってきます。シンセとワウギターの印象から、ヒップホップ的なのかなと思ったりします。ほぼ同時期の宇多田ヒカルのオートマチックに雰囲気が似ていますね。

僕の中では、元気いっぱいのアイドルから大人にも好まれる路線へ一歩踏み出したような、そんな意欲を感じられる作品でした。

さて、一番個性的なシタールっぽい音。手持ちの音源のシタールを使って打ち込んではいますが、倍音成分がシタールとは何かちょっと違いますね。

ネットで検索すると、どうやらエレクトリックシタールというものじゃないかと思われます。一見エレキギターですが、通常のブリッジとは別の特殊なブリッジがあり、弦を微妙に接触させてビビりを作っているようです。