Camel、6曲目。再びDust and Dreamsより

ライブでもMother Roadと共によく演奏される曲です。アルバムのラストの1つ前、クライマックス。インストルメンタル曲です。

「怒り」を表すイントロ。
変わった旋律が提示されます。なんか複雑っぽいですが、やってみると分かります。開放弦を活かし、結構簡単に弾けます。小節No.14からの部分、本当は細かくチョーキングで音が揺れているのですが、上手く弾けませんでした。

イントロが終わると、ドラマチックなブリッジを挟み、しばらくは普通っぽい演奏が続きます。No.68から再び次へのつなぎ。ここはバックの細かいキーボードのバッキングが聴きどころです。これは多分両手をフルで使わないと弾けません。

No.80からはMother Roadにも使われていたフレーズです。ここ以外にもアルバム全体で何か所か登場するので、トータルでのテーマメロディなのでしょう。繰り返しはオクターブ上になりますが、オクターブ下にもユニゾンで音が聴こえます。ギターの別テイクかもしれませんが、シンセで打ち込んでみました。

No.96からは曲中で最も複雑なアンサンブルで、ピアノ2回弾かないと作れません。

No.122から終盤。お得意の変拍子で攻めてます。6拍子と5拍子の繰り返し。
エンディングはまたもや問題を含んでいそうな雲行きです。最後の音の中にキラキラっと光るものがあり、長く長く引っ張られて、ジャンっと終了。

特筆すべきは、一切のアドリブが無い事でしょうか。