King Crimson – Cirkus

キングクリムゾンの3枚目のアルバム(1970年)「リザード」のオープニング曲、Cirkusです。

Book of Saturdayもそうだったんですが、ロバート・フリップのギターは弾こうと思って弾けるものではないのですが、前からこの曲の妖しい雰囲気を再現したくて、開き直って全打ち込みとなりました。

Cirkusの綴りが学校で習ったCircusじゃないんですが、「オタク」を「ヲタク」と書くようなノリなんでしょうか。このタイトルからして胡散臭い雰囲気満載です。副題にカメレオンの参上とありますが、おそらくメロトロンで出しているブラス系のリフだと思います。
サウンドの要は、このメロトロンと、かき鳴らすアコースティックギターと、オカズが多いドラムでしょうか。ドラムのアンディ・マカロックという人はこのアルバム、リザードにしか参加していませんが、クレジットを見るまではマイケル・ジャイルズと勘違いしていたほど気付きませんでした。ドラムロール的なスネアの6連打を多様しているのが特徴です。

音量のデカい部分と小さい部分のコントラストも鮮やかで、終盤近くいったん静かになって、ストリングスが小さく鳴って、高音のエレピが絡んでくるところ、メロトロンをいちばん効果的に使っているのではないでしょうか。

トランペットの出てくる最後の部分も妖しさ最高潮で素敵です。メロトロンブラスはその前のサックスの部分と同じなんですが、ストリングスに♭5の音を加えて妖しい感じを強調しています。

King Crimson – Cirkus」への2件のフィードバック

  1. かなこ

    King Crimsonでトランペット が出てきた曲はなんだったっけなんて気になってネットで色々見ていたらこちらにたどり着きました。
    素晴らしいです!
    細かいところまで本当によく再現されていて、
    改めてこの曲の厚みを思い出してまた聴きたくなりました。

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    1. 柊しじま 投稿作成者

      アクセスありがとうございます。気ままに好きな曲を宅録しております。楽しんで行ってくださいませ。

      返信

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