10cc Sheet MusicのB面4曲目です。邦題は「踊ろうサクロイリアクを」

聴きなれない名前ですが、検索するとSacro Iliac Jointという言葉が引っかかります。仙腸関節。画像を見ると一目瞭然なんですが、骨盤を構成する、仙骨と腸骨間の関節のこと。人体骨格の中心部とも言いましょうか。

なんでそれが「踊ろう」になるの?

要するに骨格をガクガク言わせる新種のダンスなんだとか・・・むむ。まぁ冗談でしょうけど。

ということを踏まえて聴くと、これが意外と究極の脱力感。そういうものかも知れませんね。

サウンドは力の抜けた一風変わったカントリー調。生ギターバックで歌とコーラスなんですが、コンガ(もしくはボンゴかも)が入ってるし、時々のどかなオルガンが入ってる。

冒頭の奇妙なバックコーラスが、メロディと対峙してよい雰囲気なのです。

僕の録音は一応カラオケと称しているので、コーラス以外は歌部分は入れないのですが、3小節目(動画では小節No.4)のメロディを活かしたかったので、珍しくメロディを入れています。

何で鳴らそうか迷ったのですが、節回しが上手く表現できるのはギターのチョーキングだったので、生に近い音色で入れてみました。

しかし、Bメロやエンディングなんか聴いてると、本当にカントリーっぽい。

仮にカーペンターズとかが、ジャンバラヤと続けて歌っても違和感ないな。