まだ終わっていなかった。けいおん! 五月雨20ラブです。

もうちょっと「けいおん!」やります。
放課後ティータイムIIに収録されている五月雨20ラブは、一番HTTのイメージから遠い印象の曲です。だからなのか、アニメ本編では全く出てきませんし、歌詞の伏線もありません。これは音楽スタッフの趣味だよね・・・と思っていたら、なんと映画にひょっこり出てきました。

ロンドン旅行から帰ってきて、卒業間近な朝のゲリラライブで机並べた即席ステージで澪が颯爽と歌っています。

この曲が大好きな僕としては、うぉ、ここで来たか、と拍手喝采ものでした。

澪をフィーチャーしているためか、例によってベースがブイブイ来ます。
唯ギターは太い音でジャーンジャーンとゆったりと弾いてますが、梓ギターが鋭いカッティングで攻めます。なかなかの好対照です。

オルガンが完全な裏打ち。強烈なスカのリズム。

雨を思わせるトレモロがかかったギターのアクセントがオシャレです。

でも僕としてのこの曲の聴きどころは、サビの梓ギターでしょうかねぇ。12フレット以降のハイポジションを使って唯との違いを強調してるんですが、Fmの所で半分リードギターみたいな形でうねうねとしたフレーズを入れています。

ギターソロもオクターブ使ってもうバリバリですね。う～ん、あずにゃんやるなぁ。ウマすぎだ。

終盤の小節141、叫ぶようなチョーキング。

オルガンも1か所好きなところがあります。小節No.131のちょっとした小技。

漫然と聴いてると見過ごしがちですが、ところどころで聴かれるプロの技を探すのも楽しいのです。