Youtubeにアップロードした動画の記念すべき100本目になります。Genesisの定番、Watcher of the Skiesです。

これぞメロトロンという音から入ります、ジェネシス初期の傑作です。その昔、初めて聴いたとき、変なリズムと同じ音を繰り返してる変な曲、あんまりうまくないな・・と正直思いました。

が、今回改めて思いしらされましたが、ジェネシスって半端なく上手いわ。これリアルタイムで通しで弾けるの相当な腕ですわ(だからプロなんでしょうけど)。
ドラムもベースもギターも「ダダダダーダーダーダーダーダダッ、ダダダッ、ダダダッ」を延々繰り返しますが、かなりの確率で途中で自分を見失います(笑)。リズム的に楽してるのはキーボードでしょうが、あの中で3拍子をキープするのはそれはそれで大変そうです。

ギターもベースと同様にほとんどずっと同じ音でこのリズムをキープしますが、小節No.115あたりが思いのほか難しい。「高度な編集テクニック(笑)」を駆使しないと僕にはムリです。小節No.125のキメのフレーズ、それと小節No.166からボリューム奏法のギターが入ってますが、手をひきつらせないで弾ける唯一の救いです。

メロトロンについても少し書いておきましょう。
この曲のキーボードはオルガンとメロトロンだけです。シンセとか入ってません。そこが清清しいし、メロトロンの音が際立っていますね。
このブログを始めたばかりの頃書きましたが、今はどこを探してもないであろうジェネシス紹介の企画モノアルバムに収録されていたWatcher of the Skiesは冒頭のメロトロン部分がカットされていたので、Foxtrotで正規版を聴いたときは、長く、あまりにもドラマチックなサウンドに、なんだこれは？Watcher of the Skiesって本当はこんな曲だったんだなとびっくりしたのです。
そしてエンディングでの使われ方も劇的ですね。
メロトロンの生音ってさすがに聴いたこと無いのですが、低音のほうって歪んだオルガンの音に聴こえなくもないですよね。テープセットやトラックを変えることで何種類かの音が出せたというんですが・・・
オルガンの音と混ぜてみました。

このエンディングはドラムもすごいです。バスドラとタムのコンビネーションなんですが、いやー、フィル・コリンズってやっぱり上手かったのですねぇ。

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さてさて、ブログを初めてから8か月。いっぺんに数曲アップロードしたことがあったのでブログの記事としては81個目ですが、なんとか動画100本を達成しました(パチパチパチ！)。
Guitar Backing Trackという形で、動画が一度に2本できてしまう場合もあれば、Days of Future Passedのように数曲から成る長尺で1本というものもあり、100という数字を何を基準に数えようか少し迷いましたが、結局アップロードされた動画の本数ということにしました。

お約束した訳ではなかったのですが、3日に1本以上の動画作成を目標にし、なんとか達成できました。ブログ開始前に若干の曲のストックは作っておいたものの、少しずつ追いつかれてしまい。最近ではすっかり自転車操業になっていました。

このブログ、まだ辞める気はさらさらありませんが、品質確保のためにも更新ペースを若干ダウンしようかと思います。代わりになんか新規の要素も入れたいと思い、あれこれ構想中です。

引き続きよろしくお願いします。