今期TOTO 6曲目、1988年のアルバム、Seventh Oneより。

大ヒットしたIVの作風を意識したアルバム。このアルバムからはすでにPamelaをやっています。今回はもう一つのヒット曲です。

Wikipediaをチェックしたところ、なんとバッキングコーラスにイエスのジョン・アンダーソンが参加しているという。そういわれてみれば、そんな成分が入ってる気もします。

キーボードはCP80っぽいのと、ストリング系の音が使われていますが、イントロの部分以外はほとんど同じように弾いているように聴こえます。この辺りはあまり凝ってはいません。

ギターですが、メロディを弾く部分はディストーションを活かした音で、まぁ普通なんですが、歌のバッキングでもほぼ同じような音で細かなフレーズを弾いています。

J-POPならブリッジミュートしてポコポコやりそうなところですが。ふーむ、バッキングでもこれかぁ。だいぶリバーブが効いているのと、ストリング系キーボードに覆われているので意外となじんでいますが。

間奏部分はかなり複雑なリズムのリフになっています。こういう風に何気なく難所を作るのがTOTO風なんですかね。ここに歌部分と同じような違うようなブラス系の音が使われています。で、後でWikiで確認すると、本物のブラスセクションも入ってるみたい。

どこがシンセでどこが本物のブラスかよくわからないんですが、なんとも贅沢な使い方だなぁ。