久々にジェネシスをアップロードします。「月影の騎士」から、The Cinema Showです。

この曲はブログを始めた頃に録音していましたが、扱うバンドの幅を広げようと思い、少し保留していたものです。

ジェネシスのライブでは後半だけやっていることが多いですが、前半のアコースティックな部分を含め、とてもドラマチックな展開になっています。

アコースティックギター、なんとか手で弾こうかと思いましたが、エレキではいい音が出ませんし、歌いだしのところ、5フレットに跨って押さえなければいけないので指がひきつります。諦めて打ち込みにしていますが、ギターの弾き方で打ち込んでいるのでリアリティはあると思います。

冒頭は感情を込めテンポが揺れます。ここ、ソロではないのでジェネシスはどうやってテンポを合わせているのでしょう？指揮者でもいたのかな？

小節No.142から、コーラスが入るのですが、とてもCS&N(クロスビー、スティルシュ＆ナッシュ)風です。これ絶対に影響を受けてると思うんですが。

歌が終わってギターソロはシンセに引き継がれ、後半戦です。いつもながらトニー・バンクスが延々ソロやってます。そのバックのギターも、マイナー9thコードのカッティングがカッコいいからいいんですけど。

マイナーから無理やりメジャーに持って行き、シンセ二重奏。その後、ライブだとフィル・コリンズとチェスター・トンプソンが2台ドラムタムタムの掛け合いをします。カッコいい。

そして月影の騎士の1曲目のテーマに戻って終了。CDだと曲の切れ目が上記のシンセソロが始まるところになっているのですが、タイトルリストを見ると最後のAisle of Plentyが1:52と短いのです。矛盾してます。おそらくタイトルリストのほうが正しいのでしょうね。

MIDIを普通に打ち込むとリズムは完璧に合います。が、それだとアコースティックギターのジャラーンという音にはなりません。最後のギター、あえて各弦をほんの少しずつずらしています。これ、ちょっとしたコツ。