Innervisions B面4曲目。今回のスティービーワンダーの曲はこれにて最後になります。

前曲に続き演奏はピアノ中心ですが、ノリの良いラテン系で、パーカッションが多数入ってます。

ギターなしという事で、今回はコードのコピーをしていません。典型的なラテンフレイバーな曲で、普通に軽々と弾いてますが、分析してみれば結構凝っているんだろうという感じはします。

といいつつ、僕サボってます。

サビの最後の所でG♭4-G♭-F4-F-E4-E…と下がっていくところが面白いといえば面白いかな。こういうコードなので、メインボーカルとバッキングボーカルのハモリで、互い違いに半音ずつ下がるのです。

今回もギターでメインボーカルとバッキングボーカルをなぞりました、ギターで弾く場合に、単調になるのを避ける意味で、実際の歌よりオクターブ高く弾いたりすることがありましたが、この曲はスティービー自身がオクターブ上がって平然と歌っています。これ結構驚異的だと思う。

2016年末に公開されたアメリカのSING!というアニメ映画内でゾウの少女が歌った(歌手はトリー・ケリーという女性)ということで、再び注目されたらしいのです。

ミュージックビデオを見ると、女声なのに同じキーです。逆に言えば、スティービーワンダーってすごい高音だせるんですな。

曲の開始から40秒でやっと歌が始まります。ピアノだけで始まって、次第にパーカッションが増えていくんですが、それだけではなくてスティービーは何やらしゃべってる。スペイン語ですか? 全く分かりません。

ということで、メロディあり版でも長いイントロになってます。セリフなしだと間延びしてますが、ま、そういうことで。

メロディ無し版もどうぞ。