Duke A面5曲目。意味は「誤解」。

3分ちょっとの短めの曲。
フィル・コリンズ作です。

1981年にソロアルバムを作り、以後、大ブレイクを果たすことになる訳ですが、この曲は、それらソロアルバムに入っていても全く違和感のない曲調。典型的なフィルコリンズ節です。

あぁ、英語版Wikipediaではソロアルバム制作中に書かれた曲だって書いてあるな。
シングルカットもされて、そこそこ売れたようですね。

ドラムとピアノは3連ビートを刻んでいるだけで特徴的ってほどの事はないですな。
あ、そういえば、間奏的な部分が一切ありません。ずっと歌いっぱなし。

強いて書いてみるならば、
ギターは簡単なリフが中心だけど、Bメロのバックはハケットさんだったら弾かないようなロッカバラード調ですね。

前にも書いたけど、キーボードはポリフォニックのシンセが多用されていて、Aメロのブラス系、Bメロ～サビではストリングス系に時間がたつと音がデカくなっていくブラスが重ねて使われています。バンクスさんも色々研究してたんだろうなぁ。

以前のジェネシスからすればありえない曲なんですが、この辺りがこの後のグループのヒットにつながっているのですよねぇ。