今期Steely Dan 2曲目。アルバムGauchoより。

大ヒットアルバム「Aja」の後に、大きな製作費をかけて作ったアルバム「Gaucho」。そのオープニングを飾る曲です。が、洗練に洗練をされすぎてスッカスカな印象でした。

2024年現在、大多数のJ-POPなどは、コンプレッサーで音圧上げまくりで波形がノリ弁当化しているわけですが、アルバム「Gaucho」のミキシングは極めてクリアです。

ですが、いざコピーしてみたら、意外と多くの楽器が使われてました。各自が必要最低限の音を出していて、無駄が全くないんだろうなぁ。

バビロンシスターズというタイトルですが、訳詞を読んでもその由来が良くわかりません。ただ、曲のリズムがレゲエで、そのあたりを探ってみると、「ラスタファリアン」「ザイオン」「バビロン」などの用語が浮かび上がります。それ以上はよくわからんので、興味ある人はこれらを手掛かりに調べてくださいませ。

まぁ、そういうのとは関係なく、オシャレではありますよねぇ。9thやら13thやらテンション使いまくりのコード進行と、木管系アンサンブルにミュートをかけたトランペットとか・・・

前回もそうでしたが、今期、コーラスにボーカロイドを使ってます。なんかスティーリー・ダンのコーラスはボーカロイドと相性が良いみたい。

これでGauchoから、A面3曲をすべて演ったのですが、B面はなんかやる気が起きません。

録音はしたものの、手違いでマスターテープを消去してしまった「The Second Arrangement」という幻の曲があるのですが、そのラフミックステープが2020年に発見され、2023年にYouTubeで公開され、話題となりました。コピーしてみようかなという気もするのですが、完成形ではないようにも感じます。さてどうしたものか、未定です。