今期キリンジ、7曲目。2008年のアルバム、「7」より。

タンデムっていうのはタンデム結合という言葉で知ってはいたけど、前後に2人乗りの状態のことらしい。タンデム自転車ってググればすぐわかります。

で、ランナウェイって逃亡とか逃避行っていうことだから、なんかバイクとか馬とかに2人乗りで逃避行するってことですかね。歌詞に龍の背っていうくだりがあるので、そんな感じ。

エレピ中心のスカスカなサウンドなんですが、マリンバとハープがあって、盛り上がりはサックスと木管のアンサンブルでつけています。

ノリを出してるベースと、そこに乗るエレピでコード感を出してますが、エレピ単独で採るコードとベース音がほとんど異なります。ってことは、オン・・・みたいなコードだらけ、あるいは、エレピは上澄みを中心に弾いてるということ。

ずっと似たようなコード進行な印象があるんですが、マリンバのパターンに沿ってみればAABA形式ベースに展開しているのかな、結構複雑ですが。

例によって終盤に長いインストがあります。サックスソロになってます。なんか「都会的」ってのを絵に描いたような音作りですね。