今期TOTO 2曲目、1982年のTOTO IVより。

グラミー賞を取ったアルバムですが、ロザーナとアフリカ以外、他に何かあったっけ? というくらいこの2曲が強烈です。I Won’t Hold You Backもありますが、スティーブ・ルカサーのバラードは他の曲をやるつもりなので、IVからはこの曲。

当時、CDをヘビロテして何回も聴いていたので、個々の曲というよりアルバム全体がトータルアルバムみたいにひと塊で耳に残ってる感じがします。だから、どの曲を選んでも同じなんですが、なんか今回の曲は癖になるような印象。

J-POPなどのAメロ、Bメロ、サビみたいな形式とは異なり、明確なサビみたいな部分がありません。イントロのピアノが印象的で、要は、これをもとに1曲に仕上げたということかな。

Hold the Lineと違い、ピアノ以外にシンセがふんだんに使われています。TOTOの場合、分厚いシンセブラスがスティーブ・ポーカロさんのトレードマークみたいになってますが、なにやらいろいろ入ってます。リバーブが多めなのでよくわかんないのですけど・・

と、Wikiを確認したら、ゲストミュージシャンがサックスとかシンセとか入れてるんですね。うーん、適当にやってしまったかな。

スティーブ・ルカサーのギター。例によってソロ以外の部分は比較的簡単なのですが、Bメロ部分(イントロと同じギピアノリフが出てくる部分)、どうやって弾いてるのか悩みました。最初、コードフォームをもとにしてるのかなと思って、組み立てようとしてもうまくいかなかったのですが、2弦と4弦の6度で鳴らしてるのに気づきました。3弦は弾かないのが正解。

使ってるギター、この頃まではレスポールだと思っていたのですが、エンディングのソロではアームを使ってますね。なんか歪多めで同じように聴こえるけど、いろいろ使い分けてるのかいな?

ソロでピッキングハーモニックスを鳴らして、アーミングしているところがあります。この右手でのこの音の高さのハーモニックス、結構成功率が低いので何回もやり直しました。なんか、近年のメタル系なんかの人、当たり前のようにピッキングハーモニックスやっちゃうけど、結構難しいよね。