14番目の月、B面1曲目。

飼っていたシェパードが死んだときの歌ということを、Wikipediaを見るまでしりませんでした。

そういえば、歌詞に「遠くへ行く日」とか「細いむくろ」とかあったけど、聞き流してしまっていました。どうも僕は歌詞に無頓着ですな。

さて、この曲も一見スカスカなサウンドだけど、意外と楽器は多いのでした。

ドラムは無くて、コンガとシンバル、ウィンドチャイムなどが使われています。

サウンドベースとなるのは、ユーミン自身の弾くピアノ。

ベースは控えめでほとんど聴こえない箇所も。

生ギターが淡々とアルペジオしています。ちょっとエレキで代用できなかったので、打ち込みです。

歌い出し、G#m7 | F#△7 | B△7 BmonC# | F#
BmonC#は最初C#7(♭9)と思っていたのですが、BmonC#でした。構成音が1つだけ違いますが、そこが大きい。

キーボード類が色々。
ピアノ以外に、エレピ、シンセサイザー2系統、オルガン。

エレピは音数少なめだけど、印象に残る使われ方。

シンセはポルタメントが効いたロングトーンとイントロ、アウトロで装飾音的に使われてるヤツ。

オルガン、ずっと弾いているのかもしれませんが、はっきり聴こえるのが大サビ前のさぁ盛り上がるよ～という所だけですね。

楽器数は割と多いですが、無駄な音を出さず、ボーカルに寄り添って薄めに鳴ってます。こういうのが正しい伴奏なんでしょうね。