パートリッジ・ファミリーやったんで、こっちも。
ちょっと変化球だったかも。プリーザント・ヴァリー・サンデー

ビートルズがBeetlesではなくBeatlesであるように、モンキーズはMonkeysではなく、Monkeesです。何故か? ビートルズはBeatにひっかけてるのだけど、モンキーズの理由は分からなかった。

この曲を選んだのは、キャロル・キング – ジェリー・ゴフィンの作だからです。

以前、キャロル・キングの特集番組を見たとき、シンガー・ソングライターになる前に手掛けた曲の1つでこの曲が紹介されてました。おぉー、モンキーズのあの曲はキャロル・キング作曲だったのか、と認識し、そのうちモンキーズをやる時があったらやってみたいと思っていたのです。

モンキーズは日本では1967年秋から放送されていたという。ビートルズにあやかって作られたグループ。

僕はビートルズのことは、子供ながら、来日騒ぎで社会現象として知ってはいたけど、曲は抱きしめたいくらいしか知らなくて、ちゃんと聴くようになったのは1970年以後の事。

モンキーズはテレビで見ていた記憶があるし、曲も知ってました。デイドリームはドラマの最後に毎回くどいくらいに流れていたので、よく覚えてます。子供に与えるテレビの影響って大きいのね。

さて、プリーザント・ヴァリー・サンデーは、デイドリームの1つ前のシングルです。メインボーカルはドラムのミッキー・ドレンツ。演奏は例によってスタジオミュージシャンだと思うけど、歌というか、ハーモニーはとっても素晴らしい。歌は上手い人たちだ。

演奏面ですが、モンキーズの曲って結構ギターが難しいのよね。

この曲もかっこいいギターリフで始まるのですが、ん、拍子の頭はどこだ?

今回のコピー作業で、ギターリフは8ビートの8拍目で入る弱起ということが分かりましたが、ひょっとすると長年ギターの頭を1拍目と勘違いしていたのかもしれません。

というか、そうじゃなくても、このリフをリズムに乗って弾くのは難しいです。
バックのキメリズムのアクセントが1拍目、8拍目、1拍目、8拍目、ってなってます。

ギターリフにキャロル・キングがどこまでかかわっていたのか、定かではありませんが。なんかなぁ・・・モロ「ペーパーバック・ライター」だよなぁ。

しかし、しかしです。

僕の中では、この曲に対し、思い出した時以来、別のモヤモヤ感を持っておりました。

な～んか聴いたことあるんだよなぁ。なんだっけ?

と、ある日、日本のフォークロックバンド「チューリップ」のイメージが頭をよぎりました。あぁそれでも思い出せない。

そこでPleasant Valley Sunday チューリップ、と検索してみたら、あ、見つかった。

1974年のアルバム「ぼくがつくった愛のうた」というアルバムのなかの「ここはどこ」という曲でした。確かに74年当時、僕はチューリップ結構聴いていたので、どこかに記憶で残ってたんでしょう。でも、当時モンキーズの曲と似てるという認識はなかったなぁ。

すっきりした。