セブンス・ソジャーンB面2曲目

ギターのジャスティンヘイワード作曲。邦題「みせかけの国」

Make-Believeで「見せかける、ふりをする、～ごっこ」といった意味らしい。
あまり肯定的な意味ではないのだけど、SONYが近年make.believeというキャッチフレーズになっていて、だいじょうぶかぁと思ってしまった。

でも当時のソニーのストリンガー会長がそう決めたんだって。make-believeとmake.believeは違うんだそうな。ふーん。

始まりはアコースティックなテイストです。ギターだけで、少なくとも3台のギターの音が聴こえます。その後でベル、フルート、ピチカート双方の弦が入ってきます。

歌が始まっても最初は弦楽四重奏的なんですが、ほどなく甘いディストーションギターが入ってきて、ちゃんとロックなバラードになっていきます。

例によってバックではギター2台のハモりながら曲を盛り上げていきますが、6弦を1音下げたD音まで使っています。ほんとにムーディブルースって低音ギター好きだなぁ。

弦もずっと入ってますね。ない部分がちょっとだけあって、そこはピアノが聴こえます。たぶんずっと弾いてはいるのでしょうが、混沌としてはっきり聴こえなかったりします。コーラスも分厚いし、要するに音を重ねすぎです。

最後はイントロの構成に戻って、静かに終わりますが、これまた間髪を入れずに次の曲につながっています。ここもメドレー的つながりを意識しているでしょう。

————–

さてさて、今回のアップロードがめでたく400本目となりました。恒例となりました記念の雑感は切りの良い所で書きますね。