PFM 1974年のアルバムThe World Became The World(甦る世界)より、Four Holes in the Ground(原始への回帰)です。

僕はPFMって幻の映像しか知らなかったんですが、2011年8月の日比谷野音のプログレフェスで見たとき、妙に耳に残るギターフレーズが・・・。その後改めて聴いて、その曲がFour Holes in the Groundと知りました。

自分としては久々にいかにもプログレ～って感じの曲をやった気分です。

オープニングのタブラに続き、バイオリンのテーマが入ります。いかにもイタリアっぽいメロディですねぇ。でもそこは変拍子でキチンとプログレしてますよ。

続いて同じメロディを発展させたアンサンブル。2回目はポルタメントをかけたシンセでオクターブ下の音を押さえっぱなしにしてワウワウさせてます。

ちなみにここまで基本リズムは5/8拍子。

ドラムから6/8拍子になりますが、ピアノが変なリズムで叩くので最初リズムが取れんかった。
次のパートはシンセアンサンブルのバックのピアノがいい味だしてます。

また元のメロディに戻りアンサンブルを繰り返し、一旦テンポが遅くなって、さぁいよいよ来ます、必殺リフ。ドラムも盛り上げてきますねぇ。

静かになってやっと歌が出てきました。ここは深い霧というか朝もやの感じですね。

次のポップスみたいになるところ、唐突で必然性がよく分からないけど、ジェスロ・タルみたいな音もありますな。ギターとシンセの掛け合いもなかなか楽しいです。

間合いのテンポチェンジを挟んで、また最初のメロディが演奏され、さぁまた来ました、必殺リフ。4回繰り返します。

当初、このリフは自分では弾けないと思い、MIDI打ち込みでやってみましたが、それだと迫力に欠けるんですね。なので、それよりはマシということで、頑張ってギター練習して演奏してMIDIの方とミキシングしています。
いや、当然実際の速さだと弾けないんでスピードダウンで録音してますが、でもフレーズを覚えて弾くこと自体がしんどかったです。

でもやっぱりクセになりますね、このフレーズ。