今期、夏のユーミン6曲目。1983年のアルバム、REINCARNATIONより。

埠頭を渡る風と類似のオーケストラをふんだんに使ったアレンジです。星空って夏なのか冬なのかわからないけど、逗子マリーナのライブで演奏されたので選んでいます。

今回は結構時間をかけています。特にVOCALOID。歌いまわしのパラメータにAIを使っているという触れ込みのVOCALOID6なので、Ver.5までと制御の方法が異なり、むしろAI任せでオートマチックな感じですが、それでもビブラートのかけ具合はまだマニュアルな要素が強いです。

今回使ってみて思ったのは、シャウトして伸ばした後に、ピッチが下がりながら小さくなっていく歌い方をさせるのに苦労しました。いろいろ歌うスタイルのプリセットがあるんだけど、たくさんありすぎて最適なのが選びづらかったり。時間に追われて使っているとだめですね。余裕のある時にいろいろ試しておかないと。

オーケストラで、リバーブ多めで見落としがありそうで、なかなか完成が見えませんでした。当初ギターは使っていないと思っていたのですが、ヘッドフォンを使って集中して聴いてみると結構全面的にリズムを刻んでいたりします。やはりベーシックな楽器は何かしら鳴っているものですね。