RAM、B面の3曲目です。

RAMから日本向けにシングルカットした曲。Uncle Albert(米国)、The Back Seat of My Car(英国)と趣がだいぶ違います。とてもストレートなロックンロール。

邦題は「出ておいでよお嬢さん」とつけられたけど、実は結構卑猥な歌詞だそうで、英語圏では敬遠されたのかも。と、言いながら、バックシートも結構ヤバイ歌詞ですけど。

昔はこういった(一見)単純なロックンロールは嫌いでしたけど、近年、上手いロックンロールは好きだと気付いてから、宅録に際してはちょいと楽しんでます。

ドラム、ベース、ギターしか入ってません。が、ギターは3か4テイクは入ってます。

1本目、低音弦をダダダダと弾いてリズムキープしてるギター。
2本目、ジャッ、ジャーっと切ったり伸ばしたりでノリを作ってるギター
この2本が基本。

3本目、歌1番終了後に入ってくるギター。ギターソロ、とまではいかないけど、重要なバッキングフレーズを担っています。一番難しい。
小節No.59からのAメロバックで複雑なリズムでのバッキングフレーズがこの曲の陰の主役。
4本目、終盤前の間奏ソロ。適度な難易度でステージ映えしそう。

これにボーカルメロディが2トラック付け加わります。今回都合6本になりました。
メロディですが、歌い出しフレーズの音の切り方(というか、流し方)のニュアンス作りが難しい。なんか、ギターで普通に弾くとポールとリンダのハーモニーにように聴こえないのです。ちょっと投げやりな感じでチョーキングで上げて下げる感じかな。

ベースはまぁ普通なんだけど、AメロからBメロに移る際と、ギターソロ前のなだれ込むようなフレーズはとても頑張っています。

この曲はリンダもポールと対等に歌っているので、カラオケバージョンで両方抜いています。