今期結束バンド3曲目。劇場版総集編後編のエンディング。

今期は、先日リリースされた新ミニアルバム「Re:結束バンド」の順番にやっていこうと思ったのですが、ドッペルゲンガー以降の新曲がまだJASRACに登録されていません。なので、とりあえず、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下AKG)のカバーであるRe:Re:からやることにしました。

この曲はAKGの中でも古く、2004年のアルバムに収録されていたのですが、2016年にアルバム丸ごと再レコーディングされたということです。で、アニメ「僕だけがいない街」の主題歌にも採用されている・・・と。このアニメ、僕もリアルタイムで見ていたのですが、このテーマ曲については全く覚えていませんねぇ。

ぼっちざろっくという作品が、AKGをリスペクトしていて、総集編にRe:/Re:Re:という副題がついていたのは知っていましたが、エンディングにド直球にRe:Re:なる曲を持ってきたのは想像できていなかったので(そもそもAKGほとんど知りませんし)、ふーん、やるなぁという感じですね。

そもそもRe:ってのは、電子メールの返信する際、元のタイトルにくっ付く記号のようなもので、日本語で言えば「～について」って感じなんでしょうけど、歌詞的にあまり関係なさそうですね。あ、ググればタイトルのいわれが出てきますね。

で、やってみると面白い曲です。曲のコード感はあるのだけど、サビ以外はギターはまともにコード弾いていません。コード感は主にベースが担っています。

イントロのコードは、普通に考えればA△7-G#m7-F#m7-E△7の循環になるんですが、サイドギターは頭3つはAadd9的なオープンコードで押し通します。また、Aメロでは1～4弦開放とそこから2弦1フレット3弦2フレットを押さえたコードの2つを繰り返してます。

リードギターも3弦2弦の高フレットと開放を交互に弾くというリフを延々繰り返します。それでも、ずっと同じではなく、次第に4弦開放なども鳴らすダーティな弾き方も入ったりします。

ディレイの使い方も工夫されていて、イントロは1拍のディレイなんですが、曲の後半では付点八分のU2ディレイにしたり、なかなか頭脳プレイなんですな。