今回から女性シンガーソングライターTOMOOさんをやってみます。

J-POPの情報収集で関ジャム(今はEIGHT-JAM)を見たりなんかします。毎年初めに、プロの音楽家が、おすすめのアーティストを紹介する恒例の回があるのですが、3人中2人が推しの10人に入れていたのが、TOMOOさんです。

TOMOO(ともお)というと男の名前みたいですが、女性です。本名をローマ字表記してるアーティスト名です。関ジャムのこのコーナーで紹介されるのは結構マニアックな人が多く、ヒップホップ系とかだと、ついていけなかったりするのですが、この人は一番しっくり来たかな。

で、WikipediaやSpotifyで調べてみると、2023年9月に初のフルアルバム「TOO MOON」を発表しています。初のアルバムといっても、活動は数年前からしており、シングルとかEPとかをオンラインでリリースしています。TOO MOONはここ2021年からのシングルをまとめ、さらに数曲の新たに書き下ろしを入れた13曲のアルバム。満を持しての初フルアルバムということだと思います。

このアルバム後もシングルを出していますし、TV・映画などのタイアップもやっているので、そこそこ売れていますね。

で、選曲ですが、素直に古い順からやってみようと思います。SpotifyにはTOMOOさん自身によるTOO MOON全曲解説のポッドキャストがあり、それも参考にしています。

今回のHONEY BOY(2021年)はTOO MOONにも収録されていますが、シングル発表はメジャーデビュー前のインディーズ時代の作品です。とは言っても、録音やアレンジのクオリティが劣っているとは感じられません。でも再録音ではないみたいです。インディーズとメジャーの違いって何なんでしょうね。

で、この曲。軽快な普通のJ-POPなんですが、アレンジで特筆すべきは大胆にホーンセクションを使っているところでしょうか。結構音が入り組んでいるので、耳コピに時間がかかってしまいました。

それだけでなく、コーラスワークも結構凝っています。最初、ハモっているところを全部打ち込んでみたんですが、とても込み入って収拾がつかなくなってしまったので、ほとんどオフにしてしまいました。やっぱり人間の声って偉大ですね。