今期、夏のユーミン8曲目。1981年のアルバム、「昨晩お会いしましょう」より。

バンドサウンドのようでもあり、オーケストラの曲のようでもあり。

冒頭のホーンの咆哮とストリングスのアンサンブルが印象的です。でも実際やってみると、併せて鳴ってる大きな音のシンバルが効果を発揮してることがわかります。

ギターは意外と小さめ。A-Bメロだけしか入ってないのかな? でもベースがスラップばちばちなので、全体的にバンドっぽい感じに仕上がってるのだと思います。

ギターは左が8ビートでベース、ストリングスとのユニゾンを、右はコードを弾いてる感じです。最初ギターだけだったんですが、なんか雰囲気が出ないので単音のストリングスを流してます。

Bメロはブラスで盛り上がるところですが、1番と2番で3小節目のコードが異なります。これは狙ってるんでしょうか? やってみるまで気づきませんでした。

間奏のギターソロ、ゆっくりワウが効いてます。レスポールで弾こうと思ったのですが、ハイポジションがどうしても辛くてSAITO S-622(ストラトタイプだけどリアピックアップがハムバッカー)で弾いてます。

間奏からイントロのメロディに戻って、終盤のサビリフレインですが、ここの入り口だけ半拍喰いになってます。普通に聞き流していると気が付きませんが、こういうのがアレンジの要なんだと思います。

リフレインは結構長いんですが、ここを飽きさせないためにバックでサックスがアドリブを取っています。