Early Yes 2曲目。First Albumから

Yesのサウンドの要であるクリス・スクワイアのベース。のっけから、ワウを効かせてブリブリ言わせてます。それに続いてイントロの全員演奏が続きますが、ギターとオルガンが両方とも単音、しかもユニゾンなので、だれも和音を鳴らしていません。

なので、ベースの存在感が際立つのですが、本当にこの音、唯一無二な音です。コーラスと若干のディストーションでなんとか似た音を作っていますが、なかなかあの音になりません。やはりリッケンバッカー使わないとあの音は出ないのかもしれません。

この曲もちょっとジャズっぽいことをしていますが、あんまりうまくないな。

しつこいリフがフェードアウトし、代わりに静かなギターがフェードイン。憂いを含んだ2コードです。これも開放弦を使った独特のフォームで弾いていると思われます。こういうの、じっくりコピーしてみないとわかりませんね。

始まって2分15秒で初めて歌になります。歌になってからはギターで特記すべきことはあまりないです。というか、たまにオカズが入るだけで、ずっと普通にコード弾いてますね。

演奏面で頑張っているのはオルガンです。まぁあまり難しいことはやっていません。僕の使ってるオルガンの音源はいちおう2段鍵盤構成なのですが、いつもは結構適当なので、2段をちゃんと使いわけるのは久しぶりな気がします。

この曲の持ち味は、作曲とコーラスワークなのかな。ジョン・アンダーソンの作曲ですが、転調が多用されていて、これぞYesっぽい曲。