今期、夏のユーミン4曲目。2002年のアルバム「Wings of Winter、Shades of Summer」より。

この曲は2002年の逗子マリーナライブで演奏されたものですが、発売はその年の11月。CD発売前にライブで披露されたということです。

生ギターの音が分厚いです。それを包み込むようにストリングス系Padとエレピが絡みます。

最初聴いたとき、歌の入りが変なタイミングだったのであれれ?ってなりました。冒頭のギターの入りが半拍喰う弱起なのですが、それをわかっていない状態で聴くと、歌の入りが半拍ずれて聴こえてしまい、ずっこけるわけです。このノリを正しく認識し直すのに、ちょっと戸惑いました。

出だしの生ギターですが、Fm7を単純に弾いてる音ではなく、なんか仕掛けがあります。いろいろ構成音を探った挙句、3回別の弾き方で弾かないとこのサウンドにならないという結論に達しました。

Fm7とB♭なので1カポで弾くのはいいのですが、歌の途中でA♭△7が出てきます。これ、苦手なんですよねぇ。なのでその部分、音が詰まり気味になっています。そのあたりをごまかすのにストリングス系Padが必要なのかな・・と。

ベースは普通に入っていますが、前半、ドラムはサビ以降しか出てきません。また、サビ部分の音圧がそれ以外と比べて高いのですね。最初、そんなふうにならなくて、なぜかな?と思ったのですが、なにやら生ギター以外に音が足されているような。

で、エレキギターでパワーコードを背後にうっすらと加えています。もともとイントロ/エンディング/間奏でFM.Pianoとの絡みで入れていたのですが、それだけでなく、サビにも使われていたのかな・・よくわからんけど。

ただ、Wikipediaに拠れば、この曲にはエレキギターはクレジットされていません。とすると、全部キーボードでやっているのかなぁ? うーむ。