今期ユーミン5曲目。1974年のアルバム「MISSLIM」より。

https://nana-music.com/sounds/06de5ddd

Youtubeでブロックされてしまったので、nanaにあげた音源です。

この曲も、なかなか怖くてできなかった曲です。古くからのユーミンのファンは、山手のドルフィンに聖地巡礼する人も多かったろうと思います。ちなみに僕は行ってません。

そもそも海の近くで育っていないので、横浜とは疎遠だし、あ、それ言ったらユーミンだって海から遠く離れた八王子じゃぁないですか。似たようなもんです。

改めて聴くと、情緒的な曲調なのに、サウンドはエレクトリックです。でも思いっきりアナログですけど。ミニモーグ(という言い方には違和感があります。ミニムーグのほうがしっくりきます。)とエレピのアンサンブルが絶品なのです。

エレピは、ローズでしょうけど、トレモロのスピードがやや速め、やや浅めです。これだけでニュアンスが変わります。あとはミニモーグ。

以前、「花紀行」をやった際、それもミニモーグが活躍するのですが、音色の選び方がイマイチで、ちょっと野太い音になってしまいました。ちょっと儚げで、少しポルタメントの効いた音じゃないといけません。今回は結構うまくいったかも。

極めつけは松ヤニが飛んでいそうなコントラバスの音なんですが、こればっかりはどうにもなりませんでした。