TOMOOさん4回目。

今回の曲がメジャーデビュー曲です。といっても、アレンジは前回同様mabanuaさんだし、曲の内容が顕著にステップアップしているわけではないし、何なんでしょうね? プロモーションとかの規模が変わったってことなのかな?

イントロを聴くと、僕のような年寄りはSaturday in the Parkか? Isn’t She Lovelyかって思ってしまいますが、まぁそこは世代が全く違うわけだし、単にコード進行が同じってだけですかね。

でも、歌に入ると曲調が全く変わります。いきなり難しいコードを使ってます、頑張ってます。そして、続くブリッジ部分ではちょっとロックンロールっぽくなります。

昨今、日本人があまり洋楽を聴かないようになっていて、J-POPが自給自足されているわけですが、そのせいなのか、最近のJ-POPって気が付くとブルース/ロックンロールの影響が希薄になってるなぁと思います。が、その中にあって、TOMOOさんの曲ってブルースを感じる瞬間があって、そのあたり、年寄りにも親しみやすさを感じる所かもしれません。

前にも言いましたが、繰り返しのリフの中にあってもコード付けを変えてきている部分、この曲でも光っていまして、Aメロ2番は1番とちょっと違う雰囲気になっていますし、エンディングの(Saturday in the Parkコードの)リフの1巡目は2番目のコードが違いますし、最後の終わらせ方もハーモニー、リズムともに意表を突いてます。