Genesis – Evidence of Autumn

今期Genesis 2曲目。1980年、シングルTurn It On AgainのB面。

アルバムDukeのアウトテイクだと思われます。

その後にリリースされたThree Sides Liveの第4面にその当時のシングル曲として収録されたこともあるようです。

不穏なピアノから始まる曲。DukeのB面の雰囲気とか、次作AbacabのMe and Sarah Janeにも通じる曲調。いかにもトニー・バンクスの作風です。

この時代のトニー・バンクスが使用しているのはヤマハのエレクトリックグランドピアノ、CP-80あたりだと思うのですが、一聴してそれだとわかる音ですね。そして、同時に使用しているのがストリング系のシンセです。惜しげもなくべったり使っているので、ちょっと安っぽい感じになっちゃってます。

スティーブ・ハケットが脱退し3人になってしまったので、ギターの比重が減り、部分的にしか使われていません。リバーブの使い方なんかも相まって、全体的にモヤモヤしているのがこの当時の音です。

しかし、バンクスさんの作曲は独特なものがあり、ほぼコード弾き+アルファなのですが、まぁなんといいますか、情緒的で繊細です。Evidenceって一般的には「証拠」ですが、タイトルをそれっぽく訳すなら「秋の証」ですかね。

さて、曲の構成を見てみると、Aメロは9小節+6小節、Bメロがこれまた9小節x2、Aメロに戻り、Bを経ずにサビに行きます。その後、間奏、で、またサビ。Aメロもう一度。その後イントロ風にエンディング。

結構複雑ですね。最初漫然と聴いていたら、構成を把握できず、違うメロディがずっと続いているようにも感じてしまいました。間奏以外はアレンジがずっと同じ感じだからかもしれません。

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